ハワイ

サメが出たぁ!

今日はピンボウル(ベイビーワイメア)とピデリーズでサーフィン。
4-6ftで結構ハードなコンディションだった。

そして今日はサーフィン始めて以来、初めて心臓が痛くなった・・・

久々にノースにうねりが入ったので、カイトとカイレンとノースへ向かう。
するとすごいウェスト・スウェル。
パイプラインでの大会も近いので、とりあえず似たブレイクのジャコスをチェック。

すると浅瀬に見えたのは、一人のサーファーがリーフに乗り上げ、もう一人はリーシュが切れ超浅いところを、しかも凄い距離を泳いでいた。

カイトもカイレンもこれには「NO WAY!」、チャンズへ行ってしまった・・・

それでも私はまだノリノリ。
上がってくる友達に状況を聞くとかなりハードそう。
でもとりあえずパドルアウトすることにした。

波はパイプに似ていて、パイプライン・サーファーも何人か上がってきたのでテンションも上がってきて、
「行って来まぁ・・・・」までいうと・・・

ライフガードが突然"ブォンブォン"とバギーで来て私の目の前に止まり・・・

ガシッと
「Shark Slighted (サメが出た)」のサインを立てた。
そして観光客に海に入らないように指示を始め出した・・・。

あぁぁぁぁぁぁ・・・・・今から行くところだったのにぃぃぃぃ・・・・

とりあえずカイトとカイレンを呼び戻さなくては!と思いリーシュをはめると、

「Are you creazy?? サメが出た海に入っていくのか???」
と観光客からの声が・・・

「だって子供達を連れ戻さないと!」
と言うと、勇敢だととても褒められた。しかもすごいリアクション・・・
そうなのかなぁぁぁ?

早速パドルアウトするものの、すごいカレントで沖まででるのが超大変。
二人をビビらせないためにかなり近くまで行き、呼び寄せ、

「サメが出たんだけど、サーフィン続ける?それとも上がる?」

と言った瞬間、二人の反応は、
「NO WAY!!!!!!!!!!!!」

すごい勢いで去っていった・・・・逃げ足の速いやつらだ・・・
二人の無事を見届けてからパドルインすると、

「ミミ遅かったねぇ。危ないよぉ!」
と注意を受けた・・・。
ちょっと違うんだけどなぁ・・・

上がれば上がるで、ローカルのおじさんたちには、

「サメなんてどこにでもいるだろう!波いいのにもったいない!」
と言われ、これには大反論!

「これだから男は本当に無責任!この責任感は母性と呼べ!人様の子を預かってるから、危険は避けるんだよ!」
と言うと、またまた周りの観光客から拍手を頂いた。

そうは言ったもの、その直後はサメ出没の気分直しのため、二人の念願のブレイクであるピンボウルへ連れて行ってしまった・・・
危険?矛盾?

とりあえず私がテイクオフし、運悪くミスってものすごいワイプアウトをし、5本ぐらいのセットにやられまくって、ケロッとして戻って、

「ねっ。生きてるでしょぉ。」
と言うと、無反応・・・・しかも超冷めた目・・・

二人とも始めの10分はビビッていたものの、一本乗ったらアドレナリンが出まくったらしく攻めまくり。

二人とも超うまいんだけど、攻めすぎ!!!
岩スレスレ、しかもほぼ全部エアードロップ・・・
すごいボトムまで落ち、さらにはすごいクリティカルなセクションでのトップターン。

ピンボウルと言っても、ベイビーワイメア。
また横から見ると、すごい過激な図・・・

私が連れてきたものの、見てるほうがビビッてしまった。
一時間後には心臓が痛くなってきて、サーフィン不可・・・・
体も動かなくなり、そして2人の成長ぶりに感動し、目はウルウル・・・

でも当の二人はそんなの全然気付かず、沖から「GO Mimi! GO!」と言っている・・・
行けねーよ!

夕方はピデリーズでサーフィンしたものの気疲れでギブ、早めにパドルイン、そしてブライスに託した。

ブライスはカイトのシェーパー。
とても誠実でかっこよく、子供達からの人気者!
こんな人が旦那様だったら幸せだろうなぁ・・・という理想の男性像。

コンセッションズでは彼の板に乗っている人も多い。
Check out his website http://www.bricesurfboards.com/

いつもより長く感じた一日。
二人とも帰りの車の中では爆睡してた;o)

最後の写真、どうやらカイトはチューブに入ってるらしいけど、後ろのカイレンは何なんだ???

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