女性サーファーとしてうれしい一枚☆
ベンはよくレル・サンの話をする。
この間ベンに借りた幻のサーフビデオでも彼女の華麗なサーフィンが映っていた。
レルは女性サーファーだったら、きっと誰もが憧れる存在。
そして最近彼女がベンの板に乗っている写真を見つけた。
うれしいことに、バーニー(べーカー)が私の似たような写真を撮ってくれていた。
クラシックなターンをし、ボトムにベンのロゴが見えているところ。
もちろんレルのスタイルの足元には及ばないけれど、かなり発見した時はうれしかった。
ベンが26年前のビデオを出してきたのには理由がある。
私が板を折った日、タウン用のボードは重くてノースでは動かし難い!と愚痴をたれると、
「ボンガはその板で10ftのパイプに入れる」
「ランスは10ftのサンセットをリップできる」
と言った。
ベンは私が板のせいにすると、いつも頭を指でさしながら、
「すべてはマインドだ!」
と、弘法筆を選ばずみたいな、どんなボードでもサーフィンできなければいけないという。
「でもそれはボンガとかランスだからだよ!」と言い返すと、
昔の板はもっと重かったけど、レルや他の女性サーファーは重くてもリップしてた!と言い返された。
そして出てきたのが、そのビデオ。
ビデオを見ていると、当時の板はずっと扱い難いはずなのに、今のジェネレーションよりサーフィンがうまい!
しかもスタイルがあり、サーフィンがかっこいい!
私はハワイの女性のアグレッシブなスタイルがとても好き。
ハワイは古代から女性も戦士として男と共に戦っていた。
その姿が現代のサーフィンにも反映されていて、特にレルのアグレッシブかつ可憐さには、いつ見てもうっとりしてしまう。
この写真うれしいなぁ。