ちょっと笑える話 「引き算」
おととい、カイトの高校1年生の数学を手伝っていたときの話。
カイトは毎日学校が終わると、すぐに海へ行き、サーフィンをしまくって夜7時ごろ帰ってくる。
家に着いた瞬間に夕飯を食べ、食後の彼の脳みそは殆ど停止状態。
たまに食べながら寝ている・・・
でも宿題があるので、叩き起こす。
今は関数を習い始めたところ。
あまりにもやる気がないので、式は書いてあげ、あとは簡単な計算だけをさせる。
そんなに甘やかしても、鉛筆を持つ気力も残っていないので、声を出して計算を呼んであげる。
「じゃぁ、2.6X – 5.9Xは?」と聞くと、30秒くらいたってから、
「ひけないよ・・・」と答えられた・・・
「2.6ひく5.9だよ。」ともう一度聞いてみると、
「ひけない!」と言い切られた。
こいつヤバイ!
ゲンキがいつも言っているのがやっと解った!と思ってママに言いつけると、
「ママにも同じ問題だして。ママそろばん一級だから。」
そして同じ問題を出すと、
「ひけな~い☆ムリよぉ。」と言っている・・・・
どうやら、そろばんは引く数が大きいのはできないらしい・・・。
親子でこれだもんなぁ・・・と思って、笑い話としてこてこてハワイアンのダレンに話すと、
「2.6ひく5.9?」と確認してから、黙り込んだ・・・どうやらダレンもわからないらしい・・・。
「じゃぁ10ひく20は?」と聞いたら、
「10だよ!」と自信を持って言っていた。
ダレンいわく、ハワイでは0より小さい値は気にしないので、どうでもいいらしい。
一応、「マイナス」という値を教えると、
「そんなの使わないじゃん!あっ、フットボール始まる。」
と軽く話をかわされた。
とてもシンプルな考え方。面白い人達に囲まれてるなぁと、とても幸せに思った。
写真はノースへ向かう道。
海がまだ茶色いの見えるかな?
ちなみにダレンはこの間の大嵐の日にマカハで入り、まんまと病気になりました・・・
今日は病み上がりで、抗生物質を飲んでのサーフィン。
まだフラフラらしく、チューブから出てくる時フラフラしながら出てきてた・・・
そこまでして、サーフィンがしたいのかなぁ???