魚の渦の中で
朝起きて窓を開けると、お天気が良く風が弱い、とても穏やかな朝。
いつもより静かでとてもピースフルなので、読書をしにカイマナビーチへ向かった。
いつもより静かでとてもピースフルなので、読書をしにカイマナビーチへ向かった。
するとビーチはめずらしくほぼ無人状態、海には誰一人として入っていない。
通常はスイマーやパドラーが多く泳いでいる時間のはずなのになぁ・・・
通常はスイマーやパドラーが多く泳いでいる時間のはずなのになぁ・・・
とりあえずビーチにパレオを広げ、勉強道具とおやつを並べ基地作成。
そして読書開始。
静かだからいつもよりよくはかどる。
そして読書開始。
静かだからいつもよりよくはかどる。
熱くなってきたところで海へ泳ぎに行こうとすると、ちょうど友達があがってきた。
話を聞くと、今日は満月から10日後のクラゲの日だから人がいないらしく、
しかもクラゲは一匹も見なかったという。
しかもクラゲは一匹も見なかったという。
スキンダイビングをしていて魚の群れにはよく遭遇するけれど、
こんなにぎっしり魚が詰まって、しかもこんなに長い群れは初めて!
魚自体は10cmぐらいだけれど、群れは数万匹?そして15メートル近くはある。
こんなにぎっしり魚が詰まって、しかもこんなに長い群れは初めて!
魚自体は10cmぐらいだけれど、群れは数万匹?そして15メートル近くはある。
小さい頃に大好きだった絵本「スイミー」を思い出した。
小さくて赤い魚の群れの中で、唯一黒く生まれたスイミー。
スイミーはかしこくて、冒険心いっぱいで、勇敢で、ある日突然みんなの反対を押し切って旅に出た。
そこで今までに見たことのない景色をいっぱい見てさらにかしこくなり、
ある日大きい魚が襲って来た時、みんなで群れになってさらに大きい魚になり、
自分が目の部分になって、大きい魚を追っ払たというお話。
ある日大きい魚が襲って来た時、みんなで群れになってさらに大きい魚になり、
自分が目の部分になって、大きい魚を追っ払たというお話。
目の前に広がる光景はまさにスイミー実現版!
初めて見たときにはジンベイザメが泳いでいるのかと思った。
初めて見たときにはジンベイザメが泳いでいるのかと思った。
この魚の群れに突っ込んでみたらどうなるんだろう?
と思ってやってみると、
と思ってやってみると、
魚の竜巻の中にいるような、台風の目の中にいるような、
宇宙を肌で感じる瞬間。
宇宙を肌で感じる瞬間。
そしてさらに面白いのは、私の動きに合わせて魚達がリズムを取っていた。
大好きな本と映画の世界へ入れたとっても幸せな贅沢な時間だったなぁ・・・
海の中って宇宙みたい!