コンテストっていい！

週末は、毎年恒例のサーフコンテスト「チャイナ・ウエムラ・ワヒネ・クラシック」に出場した。

このコンテストは女性のみを対象にしていて、
下は幼稚園生の小ちゃな女の子から、上は孫が何人もいるような女性までが、
ロングボード、ショートボード、もしくはスタンドアップパドルボードで参加し、
沢山のサーファーガールズにとっては年に一度の楽しいイベント☆

この大会を毎年実現してくれているのが、チャイナ・ウエムラ。

本当に感謝です・・・

今回は私の所属するサーフショップ「アラモアナ・サーフボード」も大会スポンサーをしていて、
ロングボード・ウィメンとチームチャレンジの出場枠を頂いた。

エンちゃんは応援＆ブースのマスコット担当

初日の土曜はヒートがないと聞いたけれど、スタンドアップパドル部門に私の名前を発見・・・
ボード持ってないんだけどなぁ・・・

とりあえず隣のサーフテックのブースでボードをレンタルして出場してみるものの、
まともな波に乗れず、サーフィンとはいえない動きをして敗退・・・

と思っていたら通過していたらしく、日曜の朝のヒートは逃していた・・・

まぁ本番はこれから！

毎年波があるこのコンテストだけれど、今年はうねりが時間通りに届かず、
１－２フィート（膝ももたまに肩）というスモールコンディション。

ロングボード・ウィメンでは運良く肩ぐらいのいい波が来たものの、
突然体かまともに動かなくなり、
セットには乗れず、板は流し、かなーり最悪なサーフィンをし、ガックリ・・・
上がってきた時には誰とも話したくないほど落ち込んだ・・・

今よく考えると体が突然動かなくなった原因は、突然の体の冷え＆有酸素運動不足。
産後の体は今までと思った以上に冷えるんだなぁ・・・

ヒート中は心臓発作？と思うほど目がチカチカで、両脇近くが痛かった。
皆さんも突然水に入る時は本当に気をつけて！

気を取り直してチームチャレンジ！

今年は「チーム・アラモアナ・サーフボード」で出場。
メンバーは去年に引き続き、JPSAのプロショートボーダーの石井ユッコちゃんと、
HASAからお馴染みのカウアイ島のロコガールのヴァージニア、
そして今年はサユリをスカウトし、みんなで優勝を目指した。

世界遠征をし、誰よりもコンテストをこなしていたサユリだけど、
久々にジャージを着る時は、手伝いが必要だった

チームチャレンジは本当に楽しい！
各自の２本の波を足した総合計がカウントされるので、
みんなで協力して、うまくコミュニケーションをとってサーフィン。

なんといってもクイーンズを友達４人で１５分も貸しきれるのが最高！
しかも今年は２ラウンドもサーフィンできた☆

１ラウンド目は波がほぼフラット・・・ショートが２人いる私達チームにはかなりの厳しいコンディション。
とりあえずいい波はサユリに回し、高得点を稼いでもらった。

２ラウンド目はヴァージニアがロングに変更。
実はヴァージニアはロングボードでハワイのアマチュア選手権を優勝するほどの腕前。
サーフテックのブースでレンタルしたボードで長～いノーズライディングを決めていた。

そして結果は・・・

去年同様２位！
１ラウンド目に波があったら勝ててたかな！？

ウィメンズでは意外にも優勝し、

初めて見るトロフィーにエンちゃんはずっと食いついていた。

去年はお腹の中にいたから見えてなかったかな・・・

コンテストっていい！
思った通りにサーフィンできないとすごい悔しいけれど、
この悔しさが上達へ繋がる。

今回は、「サーフィンをなめていた！」とつくづく感じた。

よく考えたらサーフィンするのは3週間以上ぶり。
そんな体で冷たい水に浸かり、体が思うように動くわけがない。

毎日エンちゃんと生きていくことだけに没頭し、
サーフィンという心の余裕を作るのを忘れていた。

そしてサーフィンは体のバロメーターであり、
ベンチマークをつけるいいツール。

私にとって、これだけ体も心もヘルシーにしてくれるものはない。

これを気付かせてくれるのがコンテスト。
これから少しずつコンテストシーンに戻って行こう！

そして今回もこうしてコンテストに集中できたのは、みんなのサポートがあってこそ。

みーんなでエンちゃんの面倒をよーく見てくれ、
ビーチでエンちゃんといた記憶がそこまでない・・・

ベテランママのセーコさんには遠慮なく頼らせてもらい、

エンちゃんだけでなく、もう一人の子供（サユリ）の面倒を見てもらい、

この二人、一緒に食べ一緒に寝る

ブースのセットアップも片づけも、みんなが手伝ってくれた。

ながでもパッパッと気を利かせ何でも手伝ってくれたアヤちゃんは、
手伝いがてらと突然参加を決め、見事初トロフィーをゲット☆

おめでとー！！！
嬉しいよねー！！！好きなことで獲った初トロフィー！

本当みんなに大感謝。
みんなの協力があってこそ、コンテストに出れた。

このイベントに参加して、
いろいろ気付き、
たっぷりの愛情を感じた。

コンテストっていい！

コンテストに出続けて、燃え尽きた時もあったけれど、
やっぱりずっと続けていこう！