ハワイ

GoPro セッション

サーフィンを通して、様々な世界のすごい人達と出会うけれど、
いつも思うのは、何かの道を極めている人って、やっぱり違う。
日が昇ると同時に、「リトルしに行くよ!」と起こされ、
私のカメラバッグを渡された。
空っぽだったカメラの充電はしっかりフルチャージされていて、
カメラの設定までもしっかり変えられていた。
どうやらチューブの波の写真で有名な、
クラーク・リトルのような写真を撮りに行くということらしい:)
アキラの親友にシェーン・ドリアンとカラニ・ロブという、
トッププロサーファーでGoProのライダーがいる。
最近頻繁に連絡をとり、アクションショットについての技術や設定についていろいろ聞いてくれていたけれど、
どうやら、また新しい情報を聞いて試したいらしい。
私に買ったついでに、自分も古いのをひっぱり出し、スッカリはまっている:)
ビーチへつくまでの道のりは、カメラの設定についてずっとレクチャーが続き、
私がちゃんと理解しているか質問攻め。
なかなか厳しい・・・
今日の撮影場所は、パワフルなショアブレイクで有名なビーチ。
海の中でもポジショニングについて厳しく、
きわどいところで待たされ、波にはねられてアキラの上に落下・・・
これにはお叱りを受けた・・・
あまりにも厳しいので、そーっと沖へ泳ぎにげてリラックス。
私はチューブの波より、こののんびりさが好きだな。
そんな師匠アキラ・アイパの今日の作品は、
ショアブレイクは波が激しいので、このポジションにずっといるのは結構難しい。
カメラを投げて撮っていた抽象画
さくっとリトルセッションを終えると、
次はサーフセッションへ連れて行かれた。
今日はノーズライディングショットを試したく、
カメラを初めてテールに設置。
もう少し高さがないと、テールが水の中に入って写らないかなぁ・・・
と、時間をかけていると、
「とりあえずやらなきゃわからない!早く行くよ!」と、またまた厳しい・・・
とりあえずアウトに出て、どんな波でもノーズを狙うことした。
まず歩き出し、
さらに前進、
ノーズへ行くと、やっぱりテールが水の中に埋まっていてよく見えない。
急いでクロスステップで戻り、
テールが水面に浮くように、チーターファイブ。
確かに今日のカメラ設定は、イメージがワイドでシャープ。
あとはマウントを考えないとな。
まだリモコンを持っていないので、切り替えは全てマニュアル。
なかなか面倒くさい・・・
途中でボードを流し、
30センチの深さがあるかないかでとても浅く、泳いで取りに行くのも必死。
ようやく沖へ戻ると、
「カメラ大丈夫だった?傷はない?浸水していない?」
と、私のことよりカメラのこと・・・そっちか・・・
最後の波は、一緒にテイクオフするように言われ、
ダブルアップセクションでいい感じに波が跳ね、
運動会でのお父さんのように、後ろから撮ってくれた。
カメラをプレゼントしてもらった時、
GoProフォトグラファーになる!と言い切ったから、
私よりもずっと詳しくなるまで勉強して、教えてくれ、
また、いろいろなアイディアをくれ、モチベーションを上げてくれている。
私はかなりの努力家だけれど、
私みたいに、ただ目標に向かってひたすら努力を続けるだけでなく、
アキラの努力はずっと効率的。
何かを始める前に、よく見て、 よく読み、よくコミュニケーションを取り、
無駄なく、効率よく努める。
なので、私が3時間で学ぶことを、5分で極めてしまう。
また、考え方や見ている方向性が独創的で鋭く、
努力を効率よくする天才だと実感する。
これが各世界で名前の通っている人の共通点。
大尊敬です。
近くにいれて嬉しいな。
これからもよろしくね❤
インスタグラム@mimihoriuchi
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